セクタ2「TRO」
トラブルを引き起こしている、犯人が判明した。そいつの正体は…
サムス、君に擬態したXだ
でーすーよーねー! 意外とネタ引かなかったな。
というわけでセクタ2に到着するなり司令官様がアレの正体について教えてくれましたんですが。
以後、この敵を「SA-X」と呼ぶことにする。
コードネーム付けんの早いな。にしても、ニセサムスとかでいんじゃねえの。あるいは超サムスとか。ないか。
なんでも、これの元々はスーツの残骸を収めたカプセルとかいうやつで、当初の爆発事故もこいつがパワーボムを使ったせいで、そんでこの爆発のおかげ様でこの施設全域にXが散らばったのだとか。
メトロイドのワクチンでも打っておけばよかったのに。
SA-Xは、ベストコンディションのサムス・アランに擬態している。今の君に、全く勝ち目はない。
でーすーよーねー! よかった! 向かって行けとか云われなくて心底良かった! 司令官様も「とにかく逃げろ(原文ママ)」ってゆった! 言質取りました!
ていうか、今のサムスはメトロイドワクチンのせいで低温に弱い(※メトロイドのほぼ唯一たる弱点が低温)→アイスビームで凍る→SA-Xはアイスビーム所持→\(^o^)/ という、桶屋が儲かるどころじゃないわかりきった三段論法を提示されました。そして更に言葉を重ねて「逃げ切れ(原文ママ)」と。
要するに、このセクタのどこかでの鬼ごっこが確定しているかのような内容。わー…こわーい…
更に司令官様は言葉を重ねます。「銀河連邦がボム準備したから、データルームでダウンロードしておいで」と。またダウンロード…。
いやでもね、多分この辺はツッコミ入れてもしょうがないんでしょう。よし了解した。銀河連邦のハイパーテクノロジーでは、データとしてダウンロードするとなんだかしらないが物質錬成が行えると。オーケーオーケー。
って人がせっかく寛容に納得しようとしていたのに、司令官様ってば「データルームはレベル1のハッチで閉じてるからセキュリティルームで封鎖解除しなきゃいけないけどセキュリティ関連の問題でマップに出せないから自力で探し当てて頑張れ☆」とかなんとか云い放つ始末。
……なんか…なんでだろうなんかセキュリティっていう単語が空疎に聞こえる…
そんな私の感想を裏付けるかのようにあっさり見つかるセキュリティルーム。いいの、ねえいいのこれ! しかもなんかこの部屋すんごい無駄に広いんだけど! 天井高いし!
マップ2マス分の上方開放感を誇るセキュリティルーム
ともあれコレをどうにかしたら、この右側に見えている扉が開くようになるのでしょう。
というわけでセーブポイントやナビゲーションシステム同様眼の前に直立してみたら突然なんか機械に吸われ始めた。えっ、あのえっ、何をしてらっしゃるのこの機械。思った矢先に「セキュリティレベル1を解除した」の文字、そしてピカピカ光り始める青い扉。
好意的に解釈すれば生体認証のすごいやつみたいなもんだと思うんです。研究施設だしそう思うんです。
でも、このハッチども、ビーム打つと開くんだぜ? 一般人も同等のビームを持ってるのか、サムスのビームがなんかあるのか。ねえどうなのこれ。