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がるさい1で文章。2

なっちん×まどかちゃん-[若干]→主人公ちゃん×ヒムロッチ、で、姫条一人称
(ややこしい)
(そしてやっぱり続かない)

* * * *

 早く気付いてやったらええのに。
 自分が口にするたんびに、そこのメガネの眉間に、ちょっとずつちょっとずつシワ寄っとんのやぞ。
「…では、私は先に失礼する」
「はい、氷室先生」
 ああほら、また、寄った。

「なぁ、自分がニブいんは、俺も良ぅ知っとるけどな?」
「…いきなり何の話? まどかくん」
 買い物も一段落して、タリーズのデッキでコーヒー飲み始めたところに、あのメガネが通りかかった。
 まぁ、目の前の子ぉが嬉しそうになるんは、判る。卒業してから、どうやらこの子とあのメガネは(どんな天変地異が起こったんか知らんけど)所謂「お付き合い」をしはじめた云うのは、俺とか藤井とかの近い連中は(云われる前に)気付いてた事やから。
 そんで、俺とこの子が一緒に居るのんを見て、メガネが不機嫌そうになるんも、判る。そらもぅ、振り返らんでも判った。
 せやけど、多分、それだけと違うんやって。
「氷室に、今日俺と出かけるとかいう話をしたかしてへんかったかは、まぁひとまずともかくとしてな?」
「……うん?」
 俺が何云いたいのか、まったく判っとらんこのお嬢さんは、両手でプラカップ持ってストローすすってる。
「奈津実のプレゼントを買いに行くっていう話は、したけど?」
「せやから、それはどうでもエエんやって」
 そもそも俺とこの子がなんで連れだって買い物かつったら、確かにそれが元なんやけど。
「自分、氷室の事、なんて呼んでるん」
「…氷室先生、だけど」
 さっきも云ったけど、聞いてなかった? いや、そう聞き返さんでも、ええんやて。
「ほなら、俺は」
「まどかくんでしょ」
 ……ああもぉ。
「…そういや、自分、大学葉月やらと一緒なんやったな」
「え? ああ、うん。まどかくんが知ってる辺りだと、志穂さんと珪くんと桜弥くんかな。それが?」
 …せやから、なあ?
「…ああもぉ、何で俺がこんなん気にしてやらなアカンの…」
「? まーどーかーくーん」
 脱力した俺をのぞき込む様に、首を傾げてる。ええんやて、俺の事より、さっきのアホメガネ気にせぇや、もう。あのシワ、自分の所為で消えなくなっても知らんぞ。
 ───て、待てよ? そういや、さっき?
「なぁ」
「なんやー?」
「アホ、下手に合わせんでエエて。…あんな、氷室、自分のこと、なんて呼んでた?」
「何って…苗字でしょ?」
 やから、なんでそこで、疑問形が出るん。
 呆れながら、底に残ってたラテを、ちぅーと吸いきった時。
「まどかくんだって「姫条」でしょ?」
 せやから、俺は、どうでも、エエんやって。
「…自分、なんとも思わん?」
「だから、なにが? さっきっからおかしいよ? まどかくん」
 ……決定。援護射撃、ムリ。
「…俺、氷室を尊敬するかも知らん…」

* * * *

よく判んない感じでー。かきにげ。
あー、Aさんが膝叩いて笑ってからうっわーって逃げそうな気がする。でもDさんが変に喜んでくれそうな気もする(笑)
前の子とは明らかに別の子ですね、主人公たん。(たんって

エセ関西弁のツッコミは受け付けません(ぉ

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