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99/見本用・紙屋漫才

龍城路

紙屋
「というわけで、突発的に紙屋漫才もとい解説まがいの見本です。
那沓
「見本になるのか、これ。それに、何でタイトルが漫才なんだ。
紙屋
「なるならないは問題じゃない。「する」んだ。そしてタイトルは気にするな。
さて、この【本編記録】は、ある一定の書式に基づいて記されています。
以下、数行に渡り、実践形式で解説してみようかと思いますので、少々お付き合い下さい。
那沓
「この記録集を作るに辺り、「コンプリートクーロンズゲート(ソニーマガジンズ刊・以下黒本と表記)」にかなりの勢いで頼っている。
ゲーム内でシナリオ名が判明しないものに付いては黒本を参照するが、
双方の表記が異なる場合は、ゲーム→黒本の優先度で行うものとする(例:コンパスドール!)。
紙屋
「では、解説に入ります。
まず頁最上部。 *~~~( )* というセンテンスは、セーブ時に現れるシナリオタイトルと、その通番から成り立っています。
この際のシナリオ表記の優先順位は、那沓の前述の通りです。
那沓
「その横、 ○○ は、そのシナリオの舞台となる街、あるいは胡同(スタート地点)の名称を記してある。
また、シナリオナンバー01「重慶花園」に於いてのみ、その更に右側に初期所持アイテムをも記載した。
紙屋
「つまりこの場合、シナリオタイトルが「見本用・紙屋漫才」でシナリオの通番は「00」、そして場所は龍城路、とそういうわけですね。
さて、ヘッダー解説が終わったところで、本文サイドの解説に入りたいと思います。
まず、このセリフ部の改行は、そこに頁繰り(要○ボタンの文章送り)が有ったことを示しています。
那沓
「センテンスの行間(↑この行間、↓の行と比べると少し空いているのが分かると思うが)は、
そこで一旦セリフウィンドウが途切れ、また行動に移れる様になったことを示している。
この場合、俺と征也…紙屋は、会話している様に見えるが、その実ぜんまい屋と鏡屋位離れて居る可能性もあるわけだ。
征也
「え!? ホントに!?
那沓
「まあ、今の場合だけはものの譬えだけどな。
さて、登場人物には二人一組である一連の会話を行う者が居るが(九龍フロント、路人右・左等)、その場合
紙屋
「こんな感じで↑ラインが付かず、普通の行間のまま次のセリフが記されます。
那沓
「区切りは左側の発言者名の位置と、この 「 だな。
紙屋
「人のセリフに関してはもう一つ。「音声のみ」、つまり、字幕の無いものも存在します。
那沓
「小黒が夢の内容を語るところなんか、最たるものだな。
紙屋
「そんな場合は、こんな色の文字で表記を行います。
尚、漢字変換及び句読点の位置などは完全に独断で行っています。ご了承下さい。
那沓
「さて、次は…フラグか。
紙屋
「この辺が一番ややっこしいかも知れないんだよなぁ。
那沓
「まあ、まずは見て貰った方が早いだろう。こんな感じだ。

『紙屋に蹴りをお見舞いした』

紙屋
「……………お前、もう少し一般的なフラグ作れよ…………。
那沓
「俺としてはこの上なく一般的なフラグだ。毎朝目覚ましになってやってるんだから有り難く思えよ。
紙屋
「………まあいい。取り敢えず、先を進めよう。
えー、この途中途中に現れる 『 』 で囲まれた行動等を「フラグ」と呼びます。
何か事が起こる際の、チェックポイントの様なものだと思って下さい。
フラグとなっている行動等を行うことを「フラグを立てる」と云います。
那沓
「フラグには2種類有る。
一つは、ゲームを進める上で絶対必要なフラグ。この場合、フラグを立てない限りストーリーを先に進めることが出来ない。
例えば、重慶花園(01)では「水銀を買わないとえび剥き屋の子供が出てこない」とか、そういった事だな。
紙屋
「しかし、中には「特定のセリフが変化する為」だけのフラグも存在します。これは、ゲームの進行には全く関係有りません。
ですが、今回のこの記録の目的が即ち「セリフ集め」ですので、このフラグも出来る限り調べ、記載していきたいと思っています。
よって、ゲームを進める為のフラグとこんがらがってしまうのでは無いか、と、老婆心ながら、この二つの表記方法を変えるという措置を執ることにしました。
とは云っても、なんの事はありません。ただ色変えてるだけです。
那沓
「まあ、これも見た方が早いだろう。こんな感じだ。

『クーロネットでメールを見た』

紙屋
「この、なんの色に変化もない、「クーロネットでメールを見た」は、ただ有る人物達のセリフを変化させるだけのフラグとなります。
逆に上の「紙屋に蹴りをお見舞いした」は色が変わっていることから、ゲームを進めるのに為の必須フラグである、と云うことになります。
那沓
「フラグの進行は上から順に行う必要がある。
この場合、「メール閲覧→紙屋に蹴り」の順で行っても、「メール閲覧」でセリフが変わるのは「紙屋に蹴りを入れてから」となる為、
現在のこのセンテンス(紙屋の「この、何の色に変化も~」からの段落だな)はこの行動だけでは不可能な訳だ。
故に、このセンテンスのセリフを見る為には、蹴りを入れた後再度メールチェックを行う必要が出てくる、となる。
紙屋
「尤も、順不同にこれとこれを行えば良し、というフラグがあるのも事実です。
例えば、「1・那沓にお茶を貰っていること。2・紙屋で紙を購入したこと」の両方が条件のフラグが有った場合、両方が満たされた段階で一つのフラグとなります。
ま、こういった合わせ技一本(専門用語でand条件と云うのですが)は、殆どゲーム進行に関わるフラグでしょう。
以下に、その際の記載方法を記します。

『那沓にお茶を貰った/紙屋で紙を購入した』

那沓
「こう書かれているフラグの場合、紙の購入と茶を貰うのと、順序はどちらでも構わない。
必要なのは「二つともこなした」という結果だけだ。
紙屋
「逆に、順序が必要な物も存在します。
…とは云っても、大体はシナリオ末の場所移動が主なのですが。
その場合の表記はコチラ。

『那沓にお茶を貰った→紙屋で紙を購入した』

紙屋
「間がスラッシュ(/)か矢印(→)かの違いだけですね。
さて、フラグに関係する出来事でもう一つ。
一つのフラグを行うと、ある一定の登場人物達のセリフが変更される訳ですが、当然、変わらないキャラクタも出てきます。
那沓
「今のこの見本の場合、俺と紙屋のセリフは、話しかける毎に刻一刻と変わっている事になる訳だな。
紙屋
「フラグ後のセンテンスには、そのフラグを立てたことによって変化したセリフしか記載されない様になっています。
例えば。えー、この見本ファイルの一番最初、本来なら「シナリオ開始時のデフォルトセリフ」の箇所ですね。
そこに一箇所だけ「征也」となっている項目があるのに気付かれたでしょうか。この会話パターンで行くと「紙屋」と記されているべき箇所です。
あ、えーとこの場合、「紙屋」と「征也」は別人とお考え下さい。
さて、それ以来一度も、「征也」のセリフは記載されていません。
つまり、「紙屋に蹴りをお見舞い」しても、「那沓にお茶を貰ったし紙屋で紙も買った」状態でも、「征也」は「え!? ホントに!?」しか喋らない、と、
こういう事です。
那沓
「…自分で云ってて情けなくならないか。
紙屋
「…少し。まぁほら、その冒頭の「征也」は形代なんだな、きっと。
さておいて、これもちょっと表記的に厄介だったりするのですが、「同じ人間に話しかけて1回目と2回目でセリフが若干変わる」もの。
那沓
「これは、別に見本を出した方が早いかも知れないな。
例えば……このぜんまい屋との会話だが。
ぜんまい屋
「どうだった? 鏡屋は無事だったかい?
…そうか! よかったな!
ただ、やつも、もう若くはない。あんたが、手助けしてやることだ。
八卦鏡だよ。鏡の部屋を探して、元に戻すんだ。やりかたは…鏡屋に直接聞いてみることだ。
八卦鏡の部屋は、胡同の中に何カ所かあるって話だ…
鏡屋が戻ってきたら、あんたあてにメールを送るよ。アクセスカード、手に入れることだな。
ぜんまい屋
「八卦鏡のことは、頼んだよ… 邪気に立ち向かえるのは、あんたくらいなんだ。
鏡屋が戻ったら知らせるよ。まずは、アクセスカードを手に入れるんだ。
誰のだって、構いやしないさ。メール、受け取れればいいんだからな。九龍フロントでなら、手に入るかもな。
那沓
「鏡屋を救出して、帰ってきた時の会話だな。
まず、1度目は上の方に記された「どうだった?」以下のセリフを述べる。
そして、それがフラグとなり、ぜんまい屋に再度話しかけた時には「八卦鏡のことは、頼んだよ…」以下のセリフに変わってしまい、
1度目の「どうだった?」以下のセリフを2度と喋ることは無くなる、と云う訳だ。
ある種、これが一番ポピュラーな「セリフを変化させるだけのフラグ」なわけだが、いかんせん数が多い。
よって、この「連続会話」だけは、いちいちフラグとしては表記しない事にする。
紙屋
「尤も、誰か一人に話しかけた後、それが複数人に影響することで有れば勿論、別途フラグとして記載するのですがね。
因みにこの形式の場合は、必ず複数個を上から並べて記載します。間に邪魔者が入らないと云うわけですね。
後、基本的に上から下に時間軸は流れていきますが(フラグの関係上です)、同一センテンス内の相違キャラに関しては、会話順に指定はありません。
那沓
「軽く見本を出すと、
鏡屋
ぜんまい屋
ぜんまい屋
びん屋
『フラグA』
びん屋
←の様な順で並んでいる場合、鏡屋・ぜんまい屋・びん屋の誰から話しかけても会話内容に変化は無い。
但し、ぜんまい屋だけは上から順にセリフが変化する。
更に、フラグAを立てているにもかかわらず、鏡屋・ぜんまい屋・びん屋の誰にも話していない場合、鏡屋・ぜんまい屋に関しては同じだが、びん屋のセリフはそれまでにセリフを聞く聞かないにかかわらず、フラグA後のセリフに変化してしまうわけだ。
また、表記上、鏡屋・ぜんまい屋・びん屋・ぜんまい屋・『フラグA』・びん屋 の様に、同一センテンス内で同一キャラが離れて記載される事はない。
……会話順の説明と云うより、なんだか総括めいたな。
紙屋
「まあ、どのみちやらなきゃならないことだったし、別に良いだろ。
さて、会話と云えばもう一つ。選択肢について。
那沓
「選択肢は一律、次の様に記している。
**選択** [選択肢1][選択肢2」……(以下、あるだけ)
▽[選択肢1]
※選択肢1を選んだ際に出てくるセリフ
▽[選択肢2]
※選択肢2を選んだ際に出てくるセリフ
紙屋
「各選択肢後のセリフは排他になっていて、他の選択肢を選んだ際のセリフが会話終了後に現れる場合でも、個別に記しています。
尚、頁繰り後に同一の会話がまた始まる場合などは、その旨明記します。
那沓
「この記録内では、注釈は全てこんなように行われるものとする。
…とは云ってもまあ、あくまでも「基本的に」のおまけが付いたりするが。
この辺は、実際本文を見て欲しい。判らなければ、気軽に訊いてくれ。
紙屋
「さて、次はアイテムの取得に関して。
会話中、アイテムを相手がくれたり手に入れたりする場合が有ります。
その際は、会話内に <アイテム名> と表記します。
那沓
アイテム入手がフラグになる場合(例:あぶく男の目玉)などは、別途フラグとして 『  』 書きで記す。
紙屋
「ええと、これで終わりかな……ああ、そうそうクーロネット関係についてがありましたね。
クーロネット関連、例えばメールや信箱の内容等は、別の頁に記載してあります。
那沓
「例えば、メールを見ることがフラグになっている場合、そのフラグのすぐ脇にリンクを貼ってある。
見たければ、随時そこから飛んでくれ。
紙屋
「後は……RTダンジョンなんですが。
那沓
「ああ、面倒くさくてフラグを探してないっていう。
紙屋
「……いやまあその通りなんだけど……RTダンジョンに関しては、セリフはまあ一応上から順に、と云うことで…
全部に云えることなんですけど、あんまり厳密に考えず。こう、肩の力抜いて。ねえ。
那沓
「良いわけがましいことこの上ないな。
それと、RTダンジョンの場合、生態通信での画像と、アイテムバトルが有る場合は負けED時のセリフなんかも軽く書くつもりだ。
けど、これについては縫いぐるみ屋さんが近々補完してくれるだろうしな。
紙屋
「それと、ゲーム進行に全く関係ないところで、とある人達にとあるアイテムを使うと何事か喋ってくれるあれもだな。
これらに関しては、サイト「demi-tasse」内のKGコンテンツで、縫いぐるみ屋さんが詳しく調査なさってくれてますので、
そちらを参考されて下さい。ぶっちゃけ、アイテムは光明の目と邪気の鏡ですか。
那沓
「さて、これで本当に一通り終わったか?
紙屋
「まあ、判らなかったら随時訊いて戴く方向で。だったら最初からそうしろとかいう話もなきにしも。
那沓
「身も蓋もないな。
まあそれはさておき、判らない事の他、意見感想要望誤字脱字など、電子郵件やBBSへの書き込み等でお知らせ願えると、
至極助かるのは事実だな。
紙屋
「そゆこと。
さて、それではこの辺で。長々とお付き合い、多謝哂にございます。
那沓
「本当に長々だな。大体、このファイル、この記録集の中でひょっとして一番大きいんじゃないか?
18KBってお前…
紙屋
「黙ってれば誰も考えないことをいちいち口に出すなお前!

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