おぎちん。
『おぎちん~第一回 荻上がふたなりだったらどうするか会議~』
を、諸般の事情により手に入れ、くりあしましたーぱちぱちぱちー。
以下、
・ふたなりってなに?
・「げんしけん」大好きなんで!
とか云う人、読むな(命令形
や、基本的に、ふたなり属性はないんですが!
まぁ強いて云えば「男性の場合は判りやすいなあ」みたいな程度ですよ。
例えるならば、
「13回に12回はウソよね」
「そうだったのか芙美子……?」
みたいな。
※(C)野生の王国 新井理恵
で、えー、同士(笑)に、笹荻ルートが本当に良いんだ良いんだ良いんだ~(≧▽≦ノ の勢いで貸して戴きまして、「ああ、笹原はなんて良い子なんだ(ノД`)オニイチャン」とか思いながらプレイして。
一番萌えたのは、8月頭部室での斑目→咲のイベントでした。
(イベントっていうかもう普通の会話なんだけどorz)
ていうか、「おぎちん」全編通して斑目が良いキャラなんですよ! すごい良い先輩なんですよ!
斑目の根っこは基本クッチーと同じ(笑)なのに、要職キャラになれるかなれないかの人格の違いはこうでるよなあ!って位!
創作されてる「現視研の昔話」がまたねぇ。良くてねえ。ありそうでねえ(笑)。
何しろ斑目が良いキャラです。おしまい。
…………いやおしまいじゃ、同士に叱られるカシラ(笑)。ええと、笹荻成分~。
いや、まあ、いいんですよ! 笹荻! なんかこう、無駄に「いいひと」成分が強まった笹原が!(笑)
5巻準拠で作られている為、荻上の過去が痛々しくなく、その分のコンプレックスは全てふたなってる事の方にシフトされてまして、それをまた笹原が全部受け取っちゃうから。受け止めちゃうからお兄ちゃん。
ただここでいう笹原は、ゲーム当初で笹→荻が全くないんですが、「最初のイベントでちょっと認識→その後のイベントでは恋愛成分より保護者成分が強まる」のみで語られてまってる為に、最後の最後が「シチュエーションに流される典型」になっちゃってるところが勿体なかった。その手前でもうちょっと、笹→荻が強まるイベントが数個欲しかった。荻→笹については、もともと荻上視点の所為でモノローグが多い分もあって、細かめに描写されてるのですがー。
なあ、あれなあ。ラブホに二人って状況に酔ってる感が一番勝っちゃってるんだもん。あれが何しろ勿体ない。若さ故の過ちっぽいんだもの。途中の「選択肢思考」は、えっらい勢いでウケ続けましたけれども!(笑)
勿論、それだけで男がアレを出来るというのはとてもとても凄いんだけどね! 女でもなんだしねアレは! だからこそ余計に勿体なす(´・ω・`)
えー、笹原、良い奴だなぁ…というのが、笹荻ルートの総評(笑)
大荻ルートは、笹荻で弱いエロ成分を強めに出した、「ふたなり系百合抜きどころ重視創作」(云いすぎ?)。
えーと、大野がエロエロになってる所の理由付けが弱い。やりそうな面は有るけど(笑)、唐突過ぎた気がするなあ…。
いやまぁ、その為の大野だから、それはそれですけれども。うーん。まぁ、マスクド大野ということで、って事でしょうか。
なにしろ。ゲーム中一番しっかり描写されているのが、同人誌作成過程だっていうところが、なんかもう、オタクのサガを感じるゲームでした(笑)
いやー……あんなにマジメに台割作ったりした事は無いんですけれども…。
あと荻上のサークルチェックのマメさとか。沢山巡る買い手の方々は、ああやって頑張るんですかねえ、やっぱり。