[ E P R ]

例えば、主人公の男の子の部屋の中で、エレビッツを捕獲します。

まず、目に見えているエレビッツ。ポインターをエレビッツに合わせ、Aボタンでビーム発射。かんたん。
引き出しにポインターを合わせてビーム発射、ボタンを押したままでビームを発射しつづけ、リモコンを手前に引く。すると、あいた引き出しの中にもエレビッツが居たり。これも捕獲。
…この、「リモコンを手前に引く」。恐らくゲーム慣れしてる人間の方が慣れない。Ｚ軸なんて脳がぱっと理解するもんじゃないんですよ。

さて、そんな風にしてエレビッツを捕まえていくと、「Ｗ（わっと）」が溜まっていきます。
Ｗが溜まると、動かなくなっている電化製品を充電させて（←ちょっと違うんだけど）、動かすことが出来るようになります。

じゃあテレビの電源を入れてみる。すると、黄色いエレビッツがどばーっと出てきます。どばー。
このどばーも、気合いでボタン連打して捕まえるわけですが、多分そろそろ利き手が痛くなってくる筈。体勢によっては腕も。
しかしそこを堪えて捕獲捕獲捕獲！

この黄色いエレビッツは、Wではなく、ビームを打つ機械にパワーを貯められるエレビッツ。
故に、このエレビッツを沢山ためると、今まで持ち上げられなかったものが持ち上げられるようになります。
よーしパパゴミ箱持ち上げちゃうぞーおりゃー！　ついでに持ち上げたまんま振っちゃうぞー！　なかからエレビッツ出てきたー！

…こんな感じで、主にWを規定数貯めることを条件に、ミッションをこなしていく、これが「エレビッツ」というゲーム。

しかしながらここで終わらないのがコナミ。
クリア後にランクが出る。
ランクや捕獲ものによって、追加モード（１ミッション内に、最大４つ）やエディット用アイテム（なんとマップエディット付き）が現れる。

そして、時間無制限のエターナルモードの存在によって、どこまでもストイックにスコアアタックが可能。

右手の親指が死にそうになるほどボタン押すっつーの。
リズム天国の「うまマシーン」並に、現在の私は右手の親指が鍛えられています。具体的にはサロンパスの類似品貼ってた。貼りながらやってた。バカでごめん。

単なるシューティング的な側面で終わらず、「部屋の隅々を工夫して探索」という要素が途轍もなく面白い。
引き出しを開け、開き戸を開け、水道の蛇口を捻り、ドアノブを掴んで捻って押し開ける。
ツボをふりエレビッツを探し、探してる途中にツボを壁にぶつけて割りまくり。
割って壊していくことに楽しみを覚える頃、割っちゃダメなステージが出現し。

……こういった、ステージ毎の難易度調整もさすがの一言。ちょっと切なかったけど。せっかく旨く割れるようになってきたところであなた…！

ゲーム開始前にはチュートリアルが付いているので、Wii独特の操作にここで慣れることが可能。また、その独特の操作達を用いたエレビッツならではの操作も同時に学ぶ。

ただ一つ個人的に気になることがあるとすれば、部屋同士のドア、手前開きの時がかなり大変で… orz　ていうか「引く」が根本的に苦手なんだろうけれど。私。

まぁ、Wii持ってるなら、そしてWiiの操作を楽しみたいなら、買いだろうな、と思いました。

ちなみに私の現在地点はまだミッション６、未だSランクはミッション２しか出てません。
ミッション４（僕の部屋－廊下－トイレ）に到っては、スコアアタックしか出てません。
…ど…どこにいるんだよピンクエレビッツ……！

あと、ミッション３（寝室－書斎）、どうやってもランクBから進まねぇ orz