09/電気仕掛け
龍城路
メール(ゲーム進行・セリフ共に無関係)
- ぜんまい屋
- 「まだメールがうまく読めないんだ。
- 庇利路の電気がなくなりそうだって言うけど、それが何か、関係してるのか?
- それに…胡同の邪気がなくなると、三尸って邪気があふれ出てくるそうじゃないか。
- まあ、俺には関係ないけどね。誰が三尸に憑かれてるかなんて…そんなこと…考えてもいないよ…
- ぜんまい屋
- 「それにしても、ねじ屋のやつ、あいつが、そうなんじゃないか…?
- ねじ屋
- 「穴にねじを回し込んで… ねじで塞ぐんだ…
- …無理矢理、抜こうとするとねじ山がつぶれて抜けなくなってしまうんだ…
- はあはあ、頭が、頭が痛い…
- 鏡屋
- 「もしかすると、邪気の鏡そのものが邪気を帯びている可能性があるなあ。正しく使えるようにするには…
- そうだなあ…縁起のいいフレームをはめればいいんじゃないのか…? フレームはうちにいくつかあったはずだ。
- びん屋
- 「気脈はかなり元に戻ってきたみたいだな。
- で、見つけたのか? 三尸に冒されそうな人間とやらは…
- 俺はな…古靴屋がそうじゃないかと思うんだ。あんた、どう思う? とにかく、成りゆきを見物させてもらうよ。
- そして…ひひひひ、ゆっくり趣味の時間を楽しむんだ。俺の趣味は特別でね、ひひひひひ…
- 古靴屋
- 「はははははははは、燃えてるのに熱くない、燃えてるのに熱くない…
- ぱちぱちめらめら、俺が燃えてるんだ、はははははははは…
- 錠前屋
- 「聞いたぞ、鏡屋に…
- 胡同の邪気が治まると、今度は三尸っていう邪気が、居場所がなくなって、
- この龍城路に出て来るんだって? それで人間にとり憑くんだって?
- なんだいそりゃ…言っておくが、俺には心の闇なんてないからな…
- 錠前屋
- 「とにかく、さっさと胡同の邪気をきれいにしてくれ。
- あんたが今度行くところは庇利路だよ。
- あそこには電気動く扉、そうさ、自動ドアがある…
- 自動ドアを開くには、電気がなければだめだ。そうだろ… なにはともあれ、電気だよ。
- 水銀屋
- 「俺はなにも信じない… そうだ、なにもだ!
- もういいから帰ってくれ。帰れと言ってるだろ!
- 庇利路入口
- 「この奥は庇利路って言うんだ。その中にはな、電気扉がある。
- 昔、うちで取り付けたんだ。おうおう、思い出すなあ…
- もう何年にもなる、俺がこの街にやってきて最初にやった仕事だ…
- ときどき、電気がぴりぴりするんだ、指が焦げたりしてな…
- 電気扉を開くには、発電機を見つけることだ。
- 油屋
- 「心の闇がどうかしたのか…? 俺の心は…きれいなもんさ。
- 友達のことを考えていて…
- やっぱりこのチャンスに賭けてみようと思うんだ。
- 発電機のやつさ…とっておきの物を用意しておく。あとでもう一度、寄ってくれるか?
- えび剥き屋の子供
- 「水銀屋のやつ、妙に怯えちまって…それであんなになったんだ。
- 骨接ぎ屋
- 「骨の中は空っぽだろ…
- どんなに丈夫な骨でも中は空洞なんだよ。
- でもね、邪気に冒された人間の骨の中には、なにがあると思う?
- 真っ黒な雲母がびっしり詰まってるんだよ、びっしりだ。
- 雲母は…邪気のフンみたいなもんさ、ふふふふふ… 雲母がびっしり生えるのさ。
- 骨接ぎ屋
- 「邪気に冒された人間の骨の中には、雲母がびっしり生えてるんだ。
- 誰だ、いったい、そんなやつ… ひひひ、どこかにいるんだ、隠れてるんだ!
- 管屋
- 「さっき龍津路のかつら屋からメールがあったんだ。
- 向こうでも気脈がおかしくなり始めたってよ。
- こっちはあんたのおかげですこしずつましになってきてるって話しておいたよ。
- どうなってんだ、いったい、九龍中が狂い始めたのかい?
- 時計屋
- 「時計は役に立っただろ? うちの商品の中で、あんたに渡したのが一番壊れてたんだ。
『えび剥き屋の子供と話した』
- 油屋
- 「庇利路で発電機やってるやつは、古い友達なんだよ。
- あいつ、一生懸命に発電してたんだけど、もう油が切れてるんだ。
- うちの潤滑油を持って行ってやってくれないか。
- これで、またもりもり発電できるようになるはずだ。
- 妄人だけど、物になってしまうより幸福だろ? そうだろ…?
- このまま放っておくと、本当に物になってしまう。
- 今が最後のチャンスなんだ… 俺にとってもな…
- <潤滑油入手>
『油屋と話した』
- 油屋
- 「そうさ、友達が物になってしまうなんて、それをみすみす見逃すなんて…
- やっぱり俺には出来ない… 庇利路の入口は、水銀屋の奥だよ。
『庇利路へ』