総括的な気分で
えー。
mixi見てらっさる方には既にお知らせしたとおり、日曜の晩ご飯前にはクリアしておりましたこんばんは。ユキヤです。
そんなわけで、クリアしました。
MOTHER3のキャッチコピーは、「奇妙で、おもしろい。/そして、せつない。」だったわけです。そして、「Welcome to the Mother3 world!」だったわけです。
まさに、その通りの展開と、お話と、おしまいでした。
つよくてやさしいお父さん。
あったかく見守ってくれるお母さん。
元気いっぱいで勝ち気なお兄ちゃん。
そして、引っ込み思案で、弱気の面が強かった、弟。
ノーウェア島。ちいさなちいさな島。
どこにでも有りそうで、どこにもない。
平和で、優しくて、心が豊かになるような、そんな島。
そして、その小さな島よりも、もっと小さな村、タツマイリ。
一家は、そんなノーウェアの、そんなタツマイリ村で、羊を飼い慣らして生活をしていた、ごく普通の、家族。
タツマイリには、色んな人々がいる。
「自分に割り当てられた役割」をそれと自覚せぬままに、日々過ごしている人々が居る。
それは、すぐそばの「過去」に対する、自戒と、自責。
そして、誰も何も知らずに護られていく未来。
その「世界」には、ただそれだけが有る。…はずだった。
実際、24時間ちょいで終わったにしては、随分とボリュームのある物語でした。
途中、MOTHERやMOTHER2をやっていた人がにんまり笑う様な仕掛けがあったり、そしてMOTHER2をやっていた人に対する衝撃の事実がやってきたり、仕掛け満載驚きてんこもり。
…まぁ、やってない人にあの辺のギミックがどう受け取られるのか(特に「映画館」とMOTHER2記念館みたいになってた部分/笑)、ちょっと謎な所があったりもしますけれど。
MOTHER2のゲーム中ではそんな事無かったのに(小説ではボロボロでしたが/笑)、3はプレイ中とEDロールで、普通に泣きそうになってました。
痛々しいけれど、やっぱりお茶目でユーモラスで。
だけど、とても、せつない。
「クラウスを探す、探す。ヒナワの墓を参る。クラウスを探す、探す───」
「わたしたちは「そのとき」の為に、生きているのよ」
「私の、リダ、という名前は───」
「ありがとう。/ごめんな。/また、あえるといいな」。
っていうかもー、今回なんていうか「強制フライングマン」が有りますよね。
僕らはどうやっても守れない。彼らは全てを受け入れている。一方通行の悲しみ。
あれ最初「うっわーあっさり云いやがった」とか思いましたもん。MOTHER的なギミック満載な、糸井芸口調でさ。ぴよん。
現在「大神」をプレイ中なのですが(MOTHER3と一緒に買ってきてた。こっちは予約してないよ!/笑)が一段落したら、またやろうと思います。
ちょっとずつ、ちょっとずつ。