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04_3/小黒の夢

九龍フロント

『ふたりの路人と話した(続き)』

ハッカー
「あんただろ、俺のアクセスカード持っていったのは。いひひ、いいこと教えてやる。
俺はカードなしでも生体通信できるんだ。街頭端末でも大丈夫さ。
今、試してみるから、そこにおとなしくしてろ。
生体通信は脳味噌の無意識をいじくるんだ、へへへ、気持ちいいぞお。
「さぁ、きたぞ、きたぞ。なんだ、どうした、ちがう、ちがうぞ。まだだ、は、はやすぎる、こんなところ。
うわあぁぁあぁ、ひらいてない。
うわぁぁああ、んぎゃ、あぁぁああぁぁぁぁあ、うわあぁぁぁぁぁあああぁぁあ。
媽妃
「何の騒ぎだね一体。
「今日は大切なセミナーの日だというのに。
あなたもネットやるなら、まず、おはじめ式に参加しなさい。
みなさんが快く迎えてくれますよ。ひとりで悩んでいても力は発揮されない。
…あなたは…ここの人間じゃないの?
用があるなら双子屋に相談なさい!

『双子中心に入った』

頭髪中心かつら屋
「龍城路への入口は剥製屋が管理してるんだ。
フロントに邪気があふれ出ないようにしてるんだ。
龍津路には…もうとっくに塞がれてしまってる。
店2主人
「占いじいさんの路地からどこかの街につながってるってそんな話を前に聞いたことがあるぞ。
爆竹屋
「あんた、他人のカードで双子になりすますつもりか。へへへ、考えたな…
うまく立ち回るんだぞ、いいな。
遊戯中心店員
「変ですねぇ、今日に限って、ゲームが落ちるんです。始めたらすぐに止まってしまう。
双子屋店員
「なにやってたんだ! 登録が終わったぞ。
どうやら、お前はれっきとした双子みたいだな…歓迎してやる。
名前は…ふん! このあたりじゃ耳にしない名前だ…
まあいい、これでお前も鳴力の勉強ができるってわけだ。まずはおはじめ式を受けるんだ。
成績が良ければ、セミナーにも参加できる。上達の近道だ。ネットで先輩たちに教えてもらえ。
ほら、カードだ。
<アクセスカード入手>
双子屋店員
「クーロネットから、リゾームに入れる。
リゾームは、鳴力の勉強に励んでる、お前の先輩たちの、情報交換の場所だ。
先輩たちは、生体通信を使って、鳴力を送って来るんだ。
そのうち、お前にも家から鳴力を送れるようになるはずだ。せいぜい頑張ることだな。

『双子屋店員と話した』

双子師
「お前も双子なのか…我々に従っていれば、悪いようにはしない。
勝手な行動は慎むんだ。

『リゾームに入った(内容)

リッチ
「あんた、顔色悪いぜ、大丈夫かい。いいか、ひとつ忠告しておく。
この街で起きたことは、絶対に自分だけの心にしまっておくんだ。
それが、この街の住人のルールだ、わかったな。
双子屋店員
「言っとくが、街頭端末じゃ、生体通信はできない。
家庭用端末か、ふふふ、それとも胡同の中にある端末なら、大丈夫だ。
生体通信は、心の裏側を覗く窓だ。鳴力上達者なら、病みつきになるが、お前の場合はなあ…
露店主 右
「あんた、双子屋に登録したのか?だったら、リゾーム、知ってるだろ…
会員たちが端末使っておしゃべりしてる。
みんな、双子として訓練受けてるやつらだ。
露店主 左
「リゾ-ムの会員なんて、なんだか気味悪いけどな。
小黒
「…あなた、ファイアの日ってなんのことだか分かる?
私ね、あの暦の本を持って、夏先生のところに行ってきたの。
…入って。聞いて欲しいの
「ファイアの日に会える。それが姉の言葉なの。夢の中で、いつも決まって同じ。
その言葉の意味を夏先生に訊ねてみたわ。それは、陰陽の暦にある日付なんだって。
陰陽の暦では、毎日を五つの属性で呼びあらわすそうなの。
でも、姉の言うファイアの日がいつなのか、夏先生にも分からなかった。
変ね、初めて会ったひとにこんな話するなんて。
確かに感じる、姉のこと。
…いつも見る夢。
私はみるみる体を失って、地面の中にもぐり込んで行く。
足や腰が枯れ木のように割れて、力を失って、肩の辺りまでもぐり込んだ時、私は叫び声をあげる。
…声にならない声。
すると決まって、姉が現れて、手をさしのべてくれるの。
その時、とても安らかな気持ちになれる。
姉が、静かな口調で一言言う。
―――《ファイアの日に会える》
「…夏先生に会ってみて。先生は、…海鮮中心に住んでいる変わり者。
あなたなら、もっと詳しいことが分かるかも知れない。

『小黒と話した』

リッチ
「どうにも分からねえんだ、あいつの考えてること。
いるのか、いねえのかはっきりしねえ姉貴のことで、なんであんなに真剣になれるんだ?
リッチ
「俺に兄弟がいるなんて言われてもなあ、ぴんとこないよ。
露店主 右
「さっきから、龍城飯店のなんとかって娘がうろうろしてたぜ。なんかあるのか。
あんたも龍城飯店のごひいきなんだろ?
露店主 左
「海鮮中心は特別な場所だからなぁ、今は無理なんじゃないか。よそ者にはちょっとうるさいんだ。
…あの先生を捜してるのか? 血燕の巣の路地にいなかったか…
さっき、あわててかけ込んでいったぞ。
海鮮中心前路人
「おっと、ここまでだ。海鮮中心は営業前。
わかるだろ、ひひひ、営業前は入れないんだよ。それがきまりってもんさ。
あんたもセンセイに用だろ、図星だな…ひひひ、だったらそこの露店主にでも聞いてみなって。
夏先生
「あ、あんたか…小黒が話していた風水師というのは。私が、夏だ。
ついにこの街が陽界に影響を及ぼすようになったのか。
…私が恐れていたことが起きてしまった…。
小黒から話は聞いているな。そうだ、いくら調べても、ファイアの日がいつなのかはっきりしないのだ。
陰陽の暦では、木火土金水の五属性を、日付に割り振っているのだが…
困ったことに、同じファイアでもさらに細かく別れていて、暦の本だけでは日付を特定できんのだ。
…それよりもな、むしろ私が心配なのは小黒のことだよ。
あの娘が假鳴に侵されていなければよいのだが…。
假鳴とは、邪悪な意志に支配された力。本物の鳴力とは、似て非なるものだ。
君はネットにはもう入ってみたんだろう?
ならばネットの連中が、みんな假鳴に侵されていることは気付いたかね?
不吉な影を感じるのだ。…もし小黒とお姉さんが双子なら、…これは假鳴のおそれがある。
その力が悪用されなければよいのだが……。

『夏先生と話した』

夏先生
「たしかここいらあたりにディープへの入口があったはずなんだが…封じられている。
広場前路人
「この街にいるのは2種類の人間なんだ。何かを欲しがってる人間と、みんな捨ててしまった人間だ。
…剥製屋は何を欲しがってるんだ? そして、あんたも…欲しがっているクチなのか?
露店人形
「ハクセイ、ハクセイ…
露店主 右
「また奥に入るのか… 奥じゃ鬼律どもが、わんさかだろう。
露店主 左
「邪気には邪気で立ち向かう、それしかないんだ。
邪気を持ち歩くなんてな、考えただけで恐ろしいな。俺たちにはそんなこと、無理だよ。
海鮮中心前路人
「あんた…剥製屋がご指名だそうじゃないか… ひひ、せいぜい気を付けるんだな。
路人 右
「スネークはな、蛇老講とも呼ばれてるんだ。
なんでも木彫りの仏様を龍に生まれ変わらせるとか…それが不老不死の奇跡らしい。
路人 左
「めったに姿を見せないけど、スネークの連中と闘っている組織があるんだ。
変なやつらが揃ってるって話だ。紅頭とか、なんとか。いや、見張ってなんかいないさ。
小黒
「わかったの! このブレスレットよ! これは母の形見なんだけど、漢字が彫ってあるの。
「戊」と「子」の二文字が。ほら、日付を表すときにも漢字で書くでしょう。
これでファイアの日が分かるんじゃないかな。
あの暦の本で、もう一度夏先生に調べてもらうわ。なにかわかったら教えるね。

『小黒と話した』

リッチ
「小黒のやつ、出たり入ったり、忙しいやつだ。
あのなんとか先生に、また余計な入れ知恵でもされたんじゃないのか。
あいつの様子は俺がちゃんと見といてやるからさ、あんたは自分の用事を済ませちまったらどうだい。
メールが来てるよ、龍城路の鏡屋からだ。

『メールを見た(内容)

リッチ
「奥に入るんなら気を付けな。ここより、やばいことになっているかも知れんからな。
男人街前路人
「金、稼ぐ気になったか? 稼いだ金も、奪った金も、同じ金には違いない。
路人 右
「あんた…剥製屋に出入りしてるのか… ありゃ、普通の剥製屋じゃない…
剥製なんか作ってないんだ… ここに動物なんかいるわけないだろ…。
路人 左
「へへへへ、ときどきこっちまで嫌な臭いが漂ってくる…
路人 右
「剥製屋は、邪気のコレクションをしているって噂だよ。
路人 左
「別に、俺たち、見張ってるわけじゃないんだよ。
広場前路人
「剥製屋がお待ちかねだそうだ。この九龍フロントを嗅ぎまわっても何も解決しない…そうだろ?
あんたの顔にそう書いてあるよ。
コニー楊家前路人
「また行くのかい…
さっきはあわてて、びんを持たずに入ったんだろ?
三尸のびんは剥製屋がくれる。
びんがないと、三尸は捕まらないのさ。
剥製屋
「悪いやつを捕まえるコンテストをやったんだが、成果がいまひとつでね、ひひひ、
ひとつ、協力しあおうじゃないか。龍城路ではずいぶん活躍したんだろ? どうだ?
あんたは風水の問題を抱え込んでる。俺は俺で、悪いやつらを捕まえてきてもらいたいんだ。
三尸さ。名前の通り3匹いてね、あそこのどこかに身を隠してる。
うまくいったら50万紙紮の豪華剥製をやるよ。
これを持って行け。三尸のびん、こいつに3匹とも捕まえるんだ…。
<三尸のびん入手>
必要なら、特製鬼律玉もある。俺が苦労して集めた鬼律どものエキスだ。欲しいなら買っていくことだ。
これを鬼律にぶつけるとやつらは消えてしまう。どんな属性の邪気にも使えるんだ。
**選択** [買う][買わない]
▽[買う]
1500紙紮使う
<鬼律玉入手>
▽[買わない]
(何も起こらない)
剥製屋「ここの地下室が入口だ。鍵は開けてある。あんたが気脈を正せば龍城路のやつも喜ぶ。
人助けはいいことだ、ひひひ。

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Comment

あき

クーロンズゲート懐かしいですね!
酔うし不気味で苦手なゲームでしたが、
ストーリーに嵌まってました。
嵌まった時期が遅かったため、
攻略本が売ってなくて攻略に苦労したな。
ストーリー掲載は凄くありがたいです。
リゾームやメールの内容もぜひ掲載して欲しいです!

  • 2008/07/21 23:34:00

yuk.

うわあレス遅れて済みません。

この企画、地味ーー…に水面下でぽちぽち頑張っています。
何しろ、攻略本をアテに出来ない(必要無いフラグが混じってるとか、台詞を拾うためのフラグはもっと必要だったりとかの意味で)ので、スピードは牛歩ですが、20年計画くらいで気長にご覧下さい…

あ、リゾームとかメールは、取り敢えず現時点分はどっかにあるんじゃないかな(どっかって
ええと、この辺りです。
http://epr.vis.ne.jp/diary.cgi?no=527&continue=on
整形が甘くてすみません。まだブログ化用になってないもんで…

コメント、ありがとうございました^^

  • 2008/07/24 22:14:00

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