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2004年05月

二人旅。

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剣と魔法のファンタジー。みたいな。突発的に書いてみたオリジナル。
突発的だった割に案外気に入っている割に名前も設定もろくにありません。ひどいな。

メルン・カルカル

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伊藤真実「LAD:UNA」。
大好きな漫画なんですけどねえ。完結しないかなあもう無理なのかなあ……(´・ω・)

50質。

2004/05/11 (Tue) つーわけで、昨日宣言した通り、ホモエロゲームのキャラ系50質やりますよー。
 ↑投げやりも良いところだ。
あーもう。あーあーあーもう。まぁさらりとね。流して戴ければね。カニ牧場!(テンション無理上げ)

あああああ。

明日(多分)、もう一度僕は一人決戦を迎えます。
辛友(※故意誤字)K嬢から(推定)にこやかに(推定モノジチを片手に)頼まれた物体。

秘書社長好きさんに50質
ttp://azu100.hp.infoseek.co.jp/oresita/hisho_shacho_50s.htm

……………………えーと。えええええええと
同じサイトさんに、「秘書好きさん用50質」っていう、秘書だけのがあるのにも関わらずこっちですか
つーか色々注文する前にまずブツを寄こせよ! WA終わったらやるから! 渡せって!
何、パッケージ毎送り返した俺への挑戦かキサマッ!? 俺だってあんなハコ家で捨てたくねぇんだよ!!
(しかも定形外+ポストに入らないから局まで持ってったんだぞこの野郎)

…あ、でも秘書好き用よりこっちの方が(質問的に)答えるの辛くなさそう?
(↑マインドコントロール)

SFCリンク

ファイル 24-1.png

ゼルダ莫迦ですから…

初描きユキ兄さん

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「そんな時代もあったねと」って感じですね。
なにこの若者っぽいの(ぽいて

トロと休日。

ファイル 22-1.jpg

トロ休を借りてプレイしていたとき、プレイヤーネームから想像したオリキャラで色々書いてみたんだぜ、の図。

おもに朝風呂してました。だって玄関までの途中にあるなんて…!

0006-02 (0013)

「そういえば私、荷物の中でこんなのを見かけたんだけど」
 テュパンに宿を取って、さて一息吐こうかと云う時に、突然リトゥエが両手を差し出した。その掌の上には、薄水色の卵。因みに現在、リトゥエには専用の“リトゥエ袋”というものが存在する(多分面と向かって自身の寝床をそう呼ぶと怒るだろうから、一度もリトゥエにそう云った事は無い)。更に因みに、俺が準備したわけではなく、養成所に居る間に妖精手ずから調達していた。そのマメさ(と、初見時に見せたあの魔術)があるならば、わざわざ俺と共にいる必要は欠片も無いと思うのだが。
「お前が食うのか?」
 まさか。そう口にしたリトゥエは、さすがに俺の台詞が冗談だと解っているのか、憤慨した様子は無かった。まぁいいから持ってみなよ。そう卵を渡されてしげしげ眺める。そして、漸く正体を思い出した。
「ああ、貰い物だ」
「まさか地元で別れを惜しむ彼女がくれたとか」
「…流翼種は想像力旺盛だな。生憎だが違う。テュパンに船が着いてすぐ、お前が激突するちょっと前に、記念だとかで」
 卵は丁度、俺が両手ですっぽりと包めるサイズだ。鶏のものよりも、一回り大きい程度か。それはそれとして。
「それで何の卵なんだ?」
「知らないの?」
「知らないから訊いてる。何なんだ?」
「私も知らないから“こんなの”扱いなんだけれど」
 揃って唸ってから、ひとまずリトゥエ袋に保管する事で話が付いた。他にもこれを渡された人間は大勢居るのだし、酒場当たりで誰か適当な人間を見つけて訊ねればいいだけの話だ。ひょっとしたら、リトゥエの体温で卵が孵るかも知れない。…有精卵かどうかすら、現時点では不明だが。

 さすが商都というだけあって、市場通りはとても賑わっていた。商人ギルド直営の店を端に置き、そこからずらりとそのギルド員たる面々の商店が建ち並ぶ。熱心に呼び込みをする者も居れば、常連を大事に扱って行く様な店も有り、また活気づいた店も有れば、敢えてそれをせずにいようとしている様な店も有り。
 チャクにはテュパンで待つと伝えてある。居場所については冒険者専用の大酒場の掲示板を見ろと云っておいた。ここに来るまで最短でもまる一日。あいつの身支度等を考えても、明日の午後までは時間があるだろう。それまでのんびり観光をするつもりだった。
 考えて見れば、グローエスに着いて以来、まともな休息日を取っていなかった。幸い観光案内も(役に立つかは解らないが)腰の袋に常備されている。これを有効活用しない手は無い。
 早速、商店を片端から冷やかして回った。オークション会場を見るというのも面白そうだ。酒場で一杯やりながら名物を口にするのも悪くない。そういえば闘技場が有るんだったか。明日辺り腕試しも良いかも知れない。

 結局、夜が更けるまで街のあちこちを見て回った。肉体的にはともかく、精神的には大いに休息と云えた。

0006-01 (0012)

 気が付いたのは、ベッドの上だった。少なくとも自分が寝泊まりしていた部屋ではない。なぜなら窓から中庭が見えたから。宛われる寝室・客間等は全て館の外側に窓が有ったので、どうやったって部屋からは中庭が見えるわけもない。そういった事を認識した途端、結果だけは取り敢えず悟った。

 まぁ、つまり、落ちたのだ。試験に。

 上半身を起こした。少しふらついてる気はしたが、多分それは寝ていたからで、外傷の所為では無いと(朧気ではあったが)直感した。大きく大きく息を吸って、細く長く吐いた。大分意識がはっきりしたところで、脇机に乗った水差しとグラスに気が付いた。手を伸ばし、水を注ぐ。するとかちゃりとドアが鳴り、受付の女性、つまり最終試験の試験官───講師達の云っていた、メイア。それが彼女だった───が入ってきた。

 今回は残念でした。第一声がそれだ。助力者の選択は悪くなかったかと思いますが、ご自分で敗因はおわかりですか? と。ええまぁ、なんとなく。口の中がやけに乾いていたので、水を一口飲んでから答えた。
「攻撃方法にばかり目が行って、撃たれ弱さというものを軽視していました。魔法使い同士なら、魔法に対する耐性は戦士より上なんじゃないかと、妙な認識が有って」
 耐性という言葉の掛かる物が知識で有れば正解だろうが、ことダメージという点については、他のクラス同様防具や基礎体力等に因るのだと云われた。ともすれば、戦士系のクラスの方が“堪える”という事に慣れている為、乗り越える確率が高いのじゃないかと。それを聞いて、俺の二者択一は、少なくともひとつ前の段階までは正しかったのだと踏んだ。そう、二者択一だ。ベルグにするか、それとも───という所までは、実にスムーズに思考を走らせる事が出来たから。
「貴方の能力に見込がないとは思いませんよ」メイアの口調には、多少なりと慰めの色が見えた。「私があの魔法を使うまで耐えてらしたことからしても」
 ですが試験の合格基準は、私が気絶する事でしたから。そういう彼女に、俺は曖昧な笑みを返すしか出来なかった。何せ俺が受かる可能性を真っ先に潰したのは他でもないこの人の一撃だったからだ。初撃、走った光にベルグは吹き飛ばされ、そこであの男は気絶した。海老やら蟹(と、俺の髪少々)を焼いた炎の魔法頼みだったのだが、その希望は見事、開始五秒で潰えた。
 それからは何とか一太刀、という思いのみで動いた。試験の開始を告げられる数瞬前から感じられた威圧感は未だに残っていた(どころか増していた)し、それをはね除けてどうこう出来るだろうという思考が持てる程、俺には自信も無謀さも無い。
 俺が4・5合(だと思う)打ち掛かった後だろうか。突然大きなエネルギーの塊(多分、辺りに漂う魔力の集合体)に、肌がヒリつくのが解った。解ったと同時に、衝撃らしき物が体というより脳に走り、それを反射以外で認識する前に視界が多分暗転して、意識も消えていた。先程から多分多分というのが多いのはつまり、その辺曖昧にも程があるからだ。
 今回のは、運もありました。そう云う彼女に、運も実力のうちと云うんだから、俺にはまだ実力が足りないんですよと苦笑した。
「では、実力を付けてからまた、是非いらして下さい。挑戦をお待ちしています」
 メイアが出て行ってから、もう一度布団に潜り込んだ。養成所を出るのは、もう少し体調を戻してからでも遅くない。

0005-03 (0011)

 今までを考えるならば、やはり試験は実技なのだろうか。まぁ、待たされてるのが庭って事は、実技か。
 そんな事を考えながら、初夏に近づく陽光を浴びていた。ここは洋館の中庭だ。ベンチも有ったが、大きめの木の根本、草の丁度良く生えた箇所を選んで、そのまま腰を下ろしていた。かいた胡座に両肘を乗せて、ぼんやりと思考が走るに任せる。
 そういえば。ふと思い立って、顔を少し上げた。この中庭へ通された時の扉の前には、普段は確か布が垂れ下がって居なかっただろうか。そしてその布の前にはティーセットの乗った丸テーブルと、椅子が2脚。しかしアレは洋館で暫く寝起きをする様な者に解放されているものでは(少なくとも、気軽にそれらを使える雰囲気では)無かった。じゃあ、あの布と卓は何の為に? どう考えてもあれは、何も知らぬ者から、あの扉の存在を排除する為ではないのか。
 今から行われる事は確かに“最終試験”の名を冠されているのだから、つまりカンニングを防ぐ為ではあるのだろうと思う。しかし───
「お待たせ致しました」
 声に振り向くと、そこには。
「最終試験では、私と戦って戴きます」
 初見時、“よく云えば落着いた雰囲気”だと感じた筈の女性が、凛とした立ち姿を見せていた。

 今俺が目指しているのは、数日前に俺の講師を務めてくれた男が待って居るであろう部屋だった。
「あちらに」
 あの庭。慌てて立ち上がったまま、だが何をしていいのか全く解らない(情けない事だがテンパっていた)俺に、女性は、す、と涼やかな音を立てる様に指先を持ち上げ、出入り口───俺がやってきたものとは反対に有る扉を示した。
「貴方の講師を務めて下さった方々が、それぞれ別室にて待機しています。最終試験にあたり、彼らから助力者を一人求める事を許可致します」
 そして、淡く光る白衣を纏った女性は淡々と告げる。自身の弱点、衣の効果、主な攻撃方法、装備による耐性。それらを一通り口にすると、指し示していた指先を、顔の前に立てた。
「現在より、最長1時間お待ち致します。貴方の行動を決定して下さい」
 頷くと、踵を返した。彼女が口にした情報を反芻しながら。

 扉には講座の順を示す数字が書かれていた。「3」と記された部屋の前に立ち、静かにひとつ、深呼吸をした。
 扉をノックする。その音が、やけに響いた様な気がした。

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